2011/03/30

塩釜VCセンター状況

このたびの災害で死者36名、行方不明者6名

電気・水道ほぼ復旧、ガス全戸
避難所20箇所、避難者数883名

塩釜VCセンター
http://msv3151.c-bosai.jp/group.php?gid=10113


新宿を夜中に出発して仙台へ6:15着そこから塩釜までの東北線は壊滅的な被害で運行なし
バスは一日3本

仙台市内は立ち入り禁止の倒壊の恐れの有るビルもいくつかあり、コンビニエンスストアーは80%~90%は営業していません。
仙台駅は一部お除き復旧、市民の足は徒歩、バス、自転車多く、自家用車っも見られる
ガソリンスタンドは殆どが緊急車両専用になっているが一般へ開放している店舗もあり(3H
待ち)


毛布、食料、飲料、生活用品は充実している
タバコは殆ど置いていない。


VCの活動
ボランティア数:246名(県内、県外)
ニーズ対応件数:40件(被災住宅の瓦礫の撤去など)
新規ニーズ受付件数:16件(被災者からの新規ニーズ)

現在塩釜VCの隣避難所に身を置かせてもらい他8名のボランティアと一緒に行動
ボランティアの中に石巻へ行ったお坊さんがいて、状況を話してくれた。

石巻はいまだに電気、ガス、水道は復旧していないところが多くあり、大きな被害を受けた場所は、自衛隊、消防、警察が殆どでボランティアは殆どは入れません。
(多くのご遺体が収容されてなく、道路は瓦礫だらけ、水もまだ引ききってない)

避難所へ行きお年寄りと話をしたそうです、家を流され家族、友人をなくし未だ先を考える余裕のある方は少なかったそうです、一番多くお願いをされたことはお経を唱えてくれということだったそうです。

一通り話をし避難所の所長と挨拶をしたときに「子供たちとも話をしてください」と言われたそうです。

3・26の話
この避難所では(かどのわき中学)お年寄りと、子供たちが多く
子供たち中心となって笑顔で元気に運営しています。
実はその子供たちも両親が亡くなったかだが殆どでその状況で笑顔と元気を忘れないように頑張っています。
話をすると津波の話や両親の話になりそこで泣き崩れる子や話が出来なくなる子が多く、心の中に深い傷を負っています。

現在石巻でのボランティアは医療、福祉関係、精神カウンセラーなどの心のケアが出来る方が殆どだそうです。
特に子供たちは現在無理をして明るく元気にふるっまって居るがメンタルケアが必要


一般のボランティアの需要は夏辺りから瓦礫の撤去など一般ボランティアの需要が増えていくだろうとのこと。

石巻・気仙沼・多賀城など被害の大きい地域は瓦礫の撤去だけで一年近く必要だという。
ニュースで取りだ足されている間はボランティアも多く居るが、ニュースの露出が減るとボランティアの数も減っていくそうなので夏辺りからのボランティア不足が懸念されている。

良い話では比較的被害の少ない場所で有るが、自治体同士の横のつながりが出てきている地域藻見られる。









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