2011/03/31

3・30

塩釜市の被害で七ヶ浜北側は全て流されガソリンスタンドの看板、セブンイレブンの看板が残っているだけで建物は見当たりません。


この地区の津波は1.5Mでゆっくりと水位が上がりじわじわと引いていった地区です。

殆どの建物は床上浸水で家具・家電は全て路上に出され自治体が依頼した業者が回収に回っています。

一軒目・・・冷蔵庫・洗濯機・瓦礫やなんかの撤去(5名作業)
二軒目・・・庭先のヘドロだし、周辺の溝ブタ上のヘドロ取(5名作業)
三軒目・・・屋内に上がったヘドロカキ、洗浄、床ふき


ご近所の方が
「家が流されたりだめになるのは仕方ない、ただ悲しいのは災害後すぐに2Fの物が盗まれた事が何よりも悲しい」と語られていた。
震災直後は人間不信になりそうだったが、色んな地域からボランティアの方々が来て一生懸命に手伝ってくれて、色々な意味でたすっかってますと言われた。


このあたりは2日目辺りから空き巣被害が相次いだとのこと。
組織だった火事場泥棒はしばらくあったようです。

同室のボランティア3名が石巻へ向けて移動(車で1H)被害が大きい沿岸側でなく内陸側が活動拠点
石巻は避難所152箇所、避難者22745名
現在は仙台⇔石巻間の高速バス開通しボランティアが多く入り始めている。




多賀城地区へ移動します。
塩釜地区のボランティアはニーズ(被災者からの依頼)は落ち着き安定して来ているので、隣の多賀城市はおとといから県外ボランティアの受け入れが始まりました、町中に瓦礫、車、ヘドロが手付かずで残っている地域でニーズが多くあります。
電気、ガス、水道のライフラインは未だ復旧しておらず住民は避難所生活を余儀なくされています。
町前・桜木・八幡・明月宮内・栄大代・鶴ヶ谷が被害の大きい地区で避難所10箇所、避難者2842名でニーズが落ち着くまでは居ようと思う。



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