3月11日奈良にいました、地震のあと近くにおられた私より年配のおばあさんが「津波に気を付けないと」と話になり奈良には海がないので津波?と思っていましたが、家に着きTVを見て想像の限界を超えるほどの映像が目に入ってきました。
そのとき四夏をかけて東北を旅をして回り、東北の特有の優しさに触れた出来事を思い出していました。
いく日が過ぎ関西に住む私達は普通に暮らしておるのに、TVではライフラインも復旧しておらず自衛隊もボランティアも来ていない状態が続いており谷川の湧水をバケツで汲みにいくお婆さんが映っていました。
その時、お風呂、台所で水や洗剤が少しで済む「エコたわし」を思い出したのですが、つまらないものだからやめようかなとも考えたのですが、何かしたい遠くにいても何かできることをしたいという思いからエコたわしを編み始めました。
「何編んではるの?」と訪ねてくる方に自分の思いを話しました、すると「私も何か」と始まりました。
奈良県香芝市にある介護老人ホームのデイサービス利用のお爺さん、お婆さん、またその施設で働く職員さんが折鶴を折り、同市内の幼稚園園児による絵手紙、三重県の保育所に通う3~4歳の幼児による絵手紙を書きました。
遠く離れていても私たちはそばに寄り添っています。
上記内容は実際の手紙の抜粋となりますが遠くで暮らし何かできることはないかと始めたことが、同じ思いの方と出会い支援の輪は広がり、お年寄りの方が幼児に「いつ、だれが、どこで、どんな」災難に出会うかわからない、災難に遭遇しても生きていかなければならない事を伝え出来る支援をすることの大切さを伝えているのがよくわかりました。
奈良新聞の記事です。
http://www.nara-np.co.jp/20110623134025.html
そしてこの支援物資を送る方がどのような想いでエコたわしを編み、絵手紙を書いたのかその想いを受け取った方へ少しでも伝えることは支援を繋ぐものの使命だと再度認識しました。
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