2011/05/28

石巻の現状



石巻の状況は多賀城と比べると瓦礫の撤去なども追いついておらず、信号機は消えている地域がいまだ広い範囲であり、撤去作業や買い物、物資の輸送などで車は多く走っています。
信号の消えた交差点では警察官が手信号で車を誘導していました。(お疲れ様です)

行政による避難者、避難所の現状把握は行き届いていないようでした、それどころか物資の要請をしている避難所にさえも物資を届けないどころかライフラインを止めにやってくる有様だったそうです

石巻へ向かった理由で物資を在宅被災者へ支援している2つの団体のリーダーに顔を合わせ協議するアポイントを取っていたからでした

最初に会った方は在宅被災者であれば被災の度合いは関係なく物資を渡して渡波地区を中心に車で回って支援をしていまいます
人情派の方で男気のある少し不器用なところが魅力的なのですが、たまに悪く言われることもあるそうです。


次に会った方は避難所の開設当初より物資を知人・友人より支援してもらいそれを
近隣の在宅被災者へ持っていっており、陸前高田辺りから東松島辺りまで
要請の在る被災者へ物資を支援する方でした(各地域にリーダーが居て連携をしています)

両者共に行政への支援要請は出していましたが痺れを切らし自分達で活動するようになったと聞きました

在宅被災者の人数はいまだ集計はされておらず行政は集計を取ることは出来ないでしょう

専修大学のグラウンドはキャンプ村になっていますが時間の経過と共にボランティアの人数は減少傾向となっています。


今後の展開として宮城県復興支援組織会議なるものを開催予定しており、このようにご活躍されている方々と連携を取りながら支援を必要な方へ必要な量行き届けることが我々が活動する上で必要になっています。



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