2011/05/19

石巻渡波地区

先日の事です、塩釜市で(隣市)活動をしているボランティアの方と打合せというか情報交換をしていました、現在近くの地域で早急な対応の要る地域と不足している物資などまだまだ行政で止まっていて動いていない眠っている物資が沢山あります。


五月三日での 渡波地区での映像です。
http://www.youtube.com/watch?v=o4-bhj4BvQs
震災初期の周辺の被害状況です。
http://nicoviewer.info/sm13858390


以下の文章はチーム王冠さんより転載しています。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
石巻市の公表している避難所数は120箇所。(約1週間前調べ)
避難者数16000人。
この数字に含まれていないのは自宅難民だけではない。
異邦人と呼ばれる移動難民、市外退去者、そして私設避難所生活者。
石巻市渡波地区で、被災直後、あふれかえる避難民。
避難所から追い出された人は、自宅以外の場所にも避難している。
同じく被災した建物の一角に身を寄せ合った集団もいる。
JAの建物もそのひとつ。
そろそろ、営業再開に向けて準備したいというJA側の要望で、
行く当ても無く退去しなければならない日が、今日、5月5日。
彼らは、自分たちでルールを決めて、JAの電気設備、水道設備など一切使わず、
夜はローソクで灯りをとり、水は給水車から得て生活していた。
学校が始まるという理由でどんどん避難所を追われる人たち。
仮設住宅が建ったわけでもなく、赤十字からの見舞金が入ったわけでもなく、ただただ、瓦礫の中に追いやられるのだ。
主要道路の通行は可能だ。しかし、一歩わき道に入れば、崩壊した家屋に道をふさがれている道路がいまだに存在し、
冠水してふつうの長靴では歩くこともままならない海の街に住まなくてはならない。
もちろん、そうでない場所もある。
電気、水道が使える家もある。
しかし、都市ガス網の中にいる家で、プロパンガスに切り替えるには50万円の出費をしなくてはならない。
これは、震災直後の話ではない。約2ヶ月たった、今日、今の現実だ。
現在、チーム王冠で、渡波地区に7つのグループを作った。
この倍は急いで作りたい。
すでに220名のグループを作り、自衛隊の炊き出しを受けているエリアがあった。
だが、住民が管理するには人数が多すぎて、スタッフは疲れきっていた。
350人を擁する区長は、俺の地区民は俺が守るといきまくが、
行政が機能しない地区の区長のよりどころは行政しかないのではないのか?
別にでっかい団体を紹介してあげてもいいんだけど、、、。
7つのグループには基本物資、水と食料は大量投下した。
それで歓喜し、感謝する様子を見れば、いかに困っていたのかが伺える。
都会に住む人が、緑に囲まれた平和な街に住む人が、水と食料をもらって、涙ぐみ握手を求めたりするだろうか?
宮城復興支援センターでチーム王冠に対する物資支援の約束してくれた。
弱小ボランティアチームには嬉しい限りだ。
GREEコミュ、王冠サポーターズ、そしてGREEメンバーの有志がチーム王冠の活動を支えている。
被災者の笑顔と涙は、みんなの気持ちが生み出している。
「ふんばろう東日本」から仙台市の物資支援の話が来たが、それを受け入れる倉庫が無い。
数日前から倉庫を探しているが、無名の個人ボランティアに対する扱いはとても冷たい。
近隣の○○市の議員が、コンテナ倉庫を所有する議員仲間を紹介してくれた。
議員A「被災地のためになるなら、どんなことでもする。君はどこの団体だ。」
王冠「個人です。個人のボランティアです。被災直後から活動して団体には所属してません。」
どんなことでもすると言った言葉をまさか飲み込みはしないだろう。
約1分間、じーっと俺の名刺を眺めて、
議員A「ここは、共同経営だから、時間をくれ。」
数時間後、貸せないと断りの電話がきた。
被災地のためにならないと判断されたようだ。
また、無駄な時間を過ごしてしまった。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

このようにいまだに物資の行き届いていない地域があります、困っている人も沢山居ます。
単純な話で物が無くて困っている地域があり、被災も無く物資も余っており倉庫に眠っているだけの地域があり、その物資を移動するだけの事が何日かかっているんでしょう、とにかく食べ物や飲み物がない状態というのは早急に解消しなくてはいけないのに、やれ手続がどうとかよりも先に動かせないものなんでしょうか、意味が分かりません。
行政には下からも出来るだけ多くのボトムアップを働きかけまた行政のなかにも話の早い人を見つけていき現状を改善を目指します。
また災害復興支援コーディネートサークルで繋がった全国からの炊き出しや物資を必要に応じて紹介しを本日より開始します。

0 件のコメント: