2011/04/12

4月11日震災後一ヶ月経過

今日も各地から色々な支援が届いてきています。
西多摩地区理容師協会からは休みを利用して利用しさんが多数避難所を訪れ散髪をそして、コインランドリーメーカーによる洗濯、デイケアセンターによる足湯、自動販売機メーカーによる飲み物の提供、被災者の中からネイリストによるネイルケア、医師団による回診、聴覚障害者への手話通訳など沢山の支援者からの支援が届いています、利用されている避難者は日々これからにを考え、行動し、今の生活にはストレスも多くあるでしょうが笑顔を取り戻そうと頑張っている姿があります。

最近は自転車ボランティアとして自転車の修理、整備、点検を行っていましたがレンタルサイクルも始められるようになり避難所の足として機能するようになって来ました、明日には自転車(約60台)車、義援金が到着し人員も5人体制で活動できるので、他の避難所を回り一人でも多くの足を提供していきます。


時間の経過は早いもので震災から一ヶ月が経ちました2時46分には各避難所で海に向かって黙祷される方々も多くおられ、「もうあれから一ヶ月たったんだね」という声を多く聞きました。

この一ヶ月間で避難所の生活には慣れてきた避難者も、避難所によって支援の行き届き方には差があります、ましてや復興に向けて歩み始めて居る被災地といまだ手を付けられない被災地と幅の広い支援の手は今後も必要になってくるのでしょう。




宮城県では震災前の状態へ戻ることは出来ないと、新たに10ヵ年の町造り構想で進み始めていますし福島原発問題ではこれからのエネルギー事情、食物自給率、インフラの非常事態での経済活動の麻痺などこれからの日本の問題点がこの大災害で浮かび上がってきました。

特にエネルギー問題では戦後の混乱期から現在まで著しく成長し無駄が多くなり経済的にはとてつもなく大きな国になりました。

ある学者がいった言葉で「日本の戦後は終わり、災後が始まった」との言葉があります。
確かに一つの区切りとしてこの震災が日本のこれからの歩む道を考える良いきっかけへとしなければいけないのでしょう。





0 件のコメント: