2011/04/24

子供ランド

文化センターには子供ランドという子供たちのためのスペースがある。
発起人は東北学院大学の学生で彼も被災者である。

震災後子供たちはかなりの人数避難しておりそんな中彼が見たのは一人でポツンと佇んでいる子や、兄弟でずっと一緒に居る子達でした。
震災のショックと混乱の為かあまり笑顔は見られなかったそうす。

彼が思ったのは本来なら子供は元気過ぎるくらい走り回って騒いでいるものなんじゃないか、なのに今目にしている子供は元気が無く特に誰と話をするわけでもなくボーッとしていたり、寂しそう?つまらなさそうにしている子ばかりです。

そこで彼が何か出来ないかと考え館長に子供の遊べるスペースを提供して貰うことをお願いし子供ランドを立ち上げました、しかし彼は何をどうしたらよいか悩みとある大学の教授に子供ランドの立ち上げの手伝いを申し出て現在の原型が出来上がりました。

最初は子供たちはあまり集まらず彼は一人ぼっちで居る子供たちにみんなで遊ぼう、「みんなで遊ぶと楽しいよ。」と笑顔で声をかけ一人ずつ子供ランドへ集まる子を増やしていきました。

子供たちはすぐに友達を作り避難所へ届いた玩具でみんなで遊ぶようになっていき笑い声や辺りを駆け回る子が増え始めました。

彼は他にも子供ランドの手伝いをしてくれる被災者ボランティアを募り、ボランティアセンターや災害対策本部、支援者などと連絡を取り子供が楽しく安全に遊べるよう考え悩み今の形にまで作り上げていきました。

彼の思いは発足時も今も変わってはいません、元気に楽しそうに遊んで笑って欲しい、その思いでずっといままで運営してきました。

5月9日には彼は大学が始まります、今後今のように子供ランドに携わっていくことは困難になってしまいます、そこで避難所へ訪れる色んなボランティア団体に引き継いで貰うことを考え声をかけ始めました。

すると最初に立ち上げを手伝って貰った大学の教授から国際的な公益財団法人を紹介してもらうことになり今まで自身が大切にしてきた思いと一緒に運営を引き継いで貰うことにし、その財団法人から一度打ち合わせをしたいと言われ連絡を待っていましたが一向に連絡が来ませんでした。


「どうしたら良いすかね?」と彼に尋ねられ、詳しく話を聞くことになりました。
話によると立ち上げを手伝ってくれた教授がコーディネイターとなり貧困国での子供育成支援をしている公益財団法人を紹介してもらい後は打合せだけで先に進まないんですよとのことで、それなら自分から連絡を取り打合せに来てもらい自分の思いとこれから先の運営を伝えるべきだと伝え不安なら彼と私と相方と3人で一緒に打合せにでるよと話したのは昨日の事でした。


泥と水のみでできてます。
すると偶然か必然かそのコーディネイターの教授が今日子供ランドへ泥団子を持って訪れたのです。
聞いていた話ではいい人だと聞いていましたが、引継ぎに際しての具体的な打合せの日程や運営に関しての話をしようと挨拶を済ませ本題へ移ろうとしたとき、今までの印象をヒックリ返すようなことを言われました、具体的には書けない内容ですが、要は「行政から委託され、もう進み始めてるプロジェクトだから後はもう私たちが勝手にやるから余計なことはしないでね」的な事でここの館長も承認済みとの事でした。


そんな馬鹿な話がある訳はありません。
今まで子供達のことを想って活動してきた彼の想いをないがしろにし、子供達のこれからの環境を打合せも無く引き継ぐことを許せるはずはありません。

いったん引き下がり館長へ事実確認を取りに3人で向かいました、事情を説明し事実どうなっているのか確認していると、帰ったはずの教授が入ってきました、そこで話していると事実とは全く違い、その教授から、どちらにしろ大学が始まったら今までのように活動が出来るのか?個人ボランティアが何かあった場合責任が取れるのか?と詰め寄られました。

しかしこちらとて子供ランドの責任者はいまだ彼であり、今現在行なっている活動より公益財団法人のもってくるプランンの方が子供達のためになるのなら其処は潔く引き下がりますがまずは公益財団法人の方々がどんなプランなのかも確認していないので引き下がることは出来ません。

その旨を伝え公益財団法人の方々に来館して貰うことになりました、15分後公益財団法人の面子が到着し再度、席を設けてこちら3名、教授側3名と館長合わせ7名で話し合いが始まりました、まずは自己紹介から始まり公益財団法人の運営プログラムを確認、A4用紙一枚の取り急ぎ作られた陳腐なプランでしかありませんでした、内容はさて置き蓋を開けてみるとその教授が曲者でした、コーディネイターの実績が欲しかったのでしょうが、そんな自分の事ばかり考え子供達のことを考えていないようなものに子供ランドを託すことは出来ません、公益財団法人はというと日本での活動は今回が初の試みでした、要は教授に踊らされていたのです。

とは言うものの国際的にも実績があり、子供達や彼の思いを考えてくれているのは伝わりました、そこで出た結論は彼を筆頭に館内ボランティアと公益財団法人とで協力し、子供ランドにとって一番良い方向を探ることで1名を除き一致しました。

しかし残された時間は余りありませんし、公益財団法人も完全には信用できません(教授との関係)

いま自分に出来ることを災害復興支援サークルに出来ることを今まで受けてきた支援や恩を最大限活かし、還元していきます。

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