2011/04/17

避難所から自宅へ

多賀城市の瓦礫の量も以前より少なくなって(まだまだ大量にありますが・・・)きました。
ライフラインの復旧によって自宅が残っている方は帰られたり、また県営住宅、市営住宅が当選して避難所を後にする家族などもちらほらと目に付くようになって来ました。

最近暖かな日が続いたおかげで桜も5分咲きとなり避難所の子供たちとボランティアとで花見兼送別会のような物を行いました。



自宅からボランティアで来ている高校生などは21日より学校が始まってしまうため、本日を持って終了の方が5名程おり、震災の混乱から一月が経過しその間避難所の中で家族のように毎日顔を合わせて励ましあい、笑いあい、心配しあい生活をしていたので良いことでもあり寂しいことでもあり涙で顔をグシャグシャになっている者も居ましたが最後は「ありがとう、お疲れ様でした」の言葉で送り出しました。


こうして避難所から離れて行く者も居ますが、それは一部で現状では約500名位は家も流され仮設住宅や、住めるところが見つかるまでは何ヶ月もの間この避難所生活は続いきます。

避難所の生活環境は日々良いものへと変化をしていきますが、プライバシーは保たれず洗濯もままならないのが現状です。

自転車ボランティアに関しては多賀城市を拠点にし近隣の市町村から譲渡や修理、レンタルなどを広げ始めています。

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